メダル「労働のベテラン」(ロシア語: медаль «Ветеран труда»)は、1974年1月18日にソ連最高会議常務委員会の法令によって設立されたソビエト連邦の市民労働賞で、国民経済、科学、文化、教育、医療、政府機関および公共団体での長年の勤勉な労働を称えるものでした。比較的短い18年間の存在期間でしたが、約4,000万回授与されました。
メダル「労働のベテラン」は、芸術家SAポマンスキーによってデザインされました。直径34mmの円形メダルで、トンバック製の後に銀メッキと酸化処理が施されています。メダルの表面には、放射状の光線を背景に「USSR」(ロシア語: «СССР»)の銘文の上にハンマーと鎌の浮き彫りの像があり、月桂樹の枝が鎌の柄の下を通りながら右から左へ表面の幅を横切っています。下部と右側の周囲には、「労働のベテラン」(ロシア語: «ВЕТЕРАН ТРУДА»)の浮き彫りの銘文があるリボンが配置されています。その他は無地の裏面には、「長年の誠実な労働のために」(ロシア語: «ЗА ДОЛГОЛЕТНИЙ ДОБРОСОВЕСТНЫЙ ТРУД»)の4行の銘文があります。メダル「労働のベテラン」は、メダルの吊り輪を通したリングで標準的なソビエトの五角形の台座に固定されており、幅24mmの重なり合う絹のモアレリボンで覆われています。リボンは1mm幅の白い縁取りがあり、左から右へ7mm幅の濃灰色の縞、8mm幅の淡灰色の縞、そして2mm幅の赤い縞が3本、0.5mm幅の白い縞2本で区切られています。
ソビエト連邦軍の本物の100%オリジナルメダルです。これらのUSSRメダルは新品ですが、傷、汚れ、または酸化がある場合があります。